運河水門

　利根川側の運河揚水機場から運河には入った水は　運河への洪水の流入を調整するために設けられた運河水門を先ず通過する
　 運河は　利根川　江戸川の大河を結んでいるため両河川の水害をもろに受ける。　明治２９年７月２２日の水害は復旧に11,000円 を要した　しかも川底が変わったため運河の水流の方向が逆になり利根川から江戸川に流れるようになって現在に至っている
　明治３９年７月１７日の洪水は出水が９メートルもあり莫大な被害をもたらした　このほか何度かの水害は　不要な復旧費や堤防 工事　浚渫工事を運河会社に強い経営を圧迫したと言われている（撮影　2011.02.17.）